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国産の現代や未来を舞台にしたものを除けば、たいていのTRPGで宗教が重要な要素を占めている。たとえば元祖D&Dでは、僧侶という職業はまさに宗教の体現者である(ただしゲーム中でその宗教そのものについてはなにも決められていない)。
宗教は民族や国家の文化の根幹をなすとも言える。その意味ではSFの未来世界であろうとも、宗教の要素から自由ではない。スペースシャトルが飛ぶ時代に進化論を否定する州があるくらいなのだから。
詳細な世界設定が魅力だった「ルーンクエスト」は、世界や神々がそのまま宗教(カルトと呼ばれた)に直結し、PCもその影響を強く受けるシステムになっていた。
ゲームで再現される宗教には一神教的なものはあまりなく、ほとんどの場合は、特にギリシャや北欧神話体系をモデルとした多神教によって現される。一神教にするとキリスト教やイスラム教のエッセンスが強くなりすぎるからかもしれない。
宗教がゲームシステムとして固定されていない場合(元祖D&Dのように)、宗教や宗教家が、世界にどのように受け入れられているのか、また他人にどう影響力を持つのか、を考えるのはマスターの仕事になる。
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